2019年9月19日木曜日

長崎 参加報告

原水爆禁止2019世界大会に参加して
                                               小海中学校  長岡 香里
 毎年、組合で「広島、長崎に行きませんか?」と呼びかけてくれているけど、誰かが行くのだろう・・・と人ごとでした。でも、今年は長崎大会へ参加させていただくことになり、大変貴重な体験をさせていただき、組合の皆様には心から感謝申し上げます。
 市民運動、平和運動等に参加して思うことは、参加者の平均年齢が高いこと。様々な理由があると思いますが、6000人が集まる長崎の開会総会の会場に入って感じたことは、若い人もいるじゃないか!やはり若い高校生とかが、みんなで一生懸命訴えている姿には、パワーをもらい感動します。分科会でも青年の集いとか、少年少女平和の集いとかあったのですが、私は「被爆体験の継承・実相普及と援護連帯活動」に参加しました。被爆者の平均年齢は82歳を超えたということで、今回数名の方の被爆体験を生で聞けたということは本当に貴重なことでした。被爆者の皆さんは「生きているうちに核兵器廃絶を」と力を振り絞ってお話をしてくださいました。昨日のことのように話される原爆投下後の悲惨すぎる情景、被爆による壮絶な人生、今なお内部被曝からと思われる様々な病気との闘い・・・。核兵器なんかいらない。何が何でもなくしていかなければ・・・と大会に参加した人、全ての思いはひとつだ!と感じました。原爆投下で一瞬にして亡くなられた人々、74年経った今も病気と闘っている人々、平和は願うけど何もできていない私、スイッチひとつで原爆を落とせる国・・・心新たに、「ヒバクシャ国際署名を集める」ことを強く誓い、長崎をあとにしました。
 佐久支部の皆様、2020年はニューヨークでも世界大会が開かれます。広島、長崎も含め是非参加してみることをおすすめします。この貴重な体験・チャンスを一人でも多くの皆様に。是非。




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